机上調査(次期ロードバイク)

次期ロードバイクを選定するにあたっては、現在乗っている自転車の最新式が比較検討のベースとなるため、スペックなど数値類だけの机上検討を行いました。

 

スペシャライズド:ROUBAIX COMP

いま乗っている自転車のワンランク上のアルテグラ×ディスクブレーキ仕様になります。特徴としてはFuture Shock 1.5というサスペンションユニットがフロントに搭載されていることで路面からの振動がハンドルに伝わらずロングライドにおける疲労軽減が期待されます。

 

<評価にあたり考慮が必要な事項>

・ホイールはディスクブレーキ用のカーボンホイールに交換が必要

・ハンドル幅は380mmなのでokだが、アルミなので要検討(振動はサスペンション側で全て吸収される?)

・クランク長は165mmの適正長だがインナー34を36Tへ交換が必要

 

<予想される走行性能>

交換するホイールしだいの部分が大きいが、シートポストやフレーム形状の工夫によりエアロ性能が向上していること、フロントのサスペンションにより荒れた路面の影響を受けないので全体的に今より楽に速く走れるものと思われます。

 

<カスタマイズを含めた想定価格を踏まえた評価>

プライスタグに20万円+α(カーボンホイール含む)をプラスすると60万円(税込み)で自分が納得して乗れるROUBAIXになるものと思われます。

一つ問題なのは、乗っている車の荷室の関係で輪行するとき毎回シートポストを抜き差しする必要があるが、D型シートポスト&ドロップクランプという機構のROUBAIXだとさらに二手間加わりそうだという点です。

もう一つの問題は、フロントのサスペンションはストロークが20mmあるということでヘッドチューブのカバー(蛇腹タイプからSmooth Bootに変更された)がペコペコ変形(?)するかと思われますが、変形に対する耐久性の程度とカバー下の隙間から機構内への雨水侵入リスクの有無です。

ちなみにひとつ上のROUBAIX EXPERTだとアルテグラDi2×カーボンホイール仕様が設定(完売)されていますが、こちらに2021年モデルとして無線電動式のコンポーネント設定が加われば非常に魅力的な完成車になります。