先週末、お世話になっているショップの試乗会に参加しました。
毎年この時期に開催されていますが、今年はコロナ対応ということで事前予約制でしたが、自分は小さなサイズなので比較的空いており一時間ずつ計2台に試乗させていただきました。
ピナレロ:PASIS DISK
エンデュランスロードではありませんがショートリーチ&ハイスタックのコンフォートジオメトリーでかつ、いま乗っている自転車と同じ105仕様ということでリムブレーキとディスクブレーキを直接比較できるバイクとして試乗。
<評価にあたり考慮が必要な事項>
・ホイール重量が1.37倍と重く、交換前提となるホイール
・タイヤが一般的なクリンチャータイヤ&ブチルチューブなので登坂性は高くなく、乗り心地も硬い
・ハンドルがアルミで幅が自転車のサイズに対して幅広(400mm?)
・クランク長が170mm と長く、Qファクターが幅広(シマノなので仕方がないが)
<試乗した感想>
ホイールが重いので漕ぎ出しに重さは感じましたが、速度が上がってくると明らかに速度の維持が楽で、自分にとっての高速域からの加速も楽でした。
フレーム性能の差なのか、ホイール&タイヤの性能が低いにも関わらず上り区間でもよく進みました。
振動吸収性を含め乗り心地はアルミハンドル&ブチルチューブ(普段はラテックス)なのでやはり厳しかった。これについては交換すれば改善は期待できます。
ディスクブレーキはやはり利きがよく、また思っていた以上にコントロールもしやすく次期ロードにリムブレーキはないなと。
<速度比較(GPSによる1km移動時間より)>
・平坦区間:対現ロード比 1.17倍速
・上り勾配1%区間:対現ロード比 1.09倍速
・上り勾配3~4%区間:対現ロード比 1.07倍速
ホイール&タイヤの差を考えると平坦で20%、上りでも10%upが期待できそうです
<カスタマイズを含めた想定価格を踏まえた評価>
「評価にあたり考慮が必要な事項」に記載したパーツ類は身体にフィットさせるためカスタマイズが必要となり、プライスタグに20~25万円程度(カーボンホイール含む)をプラスした60~65万円(税込み)が自分が納得して乗れるPARIS DISKの価格となります。
なおアップグレードホイールが設定されているので、 BORA ONE でも67万円(税込み)で行けそうですが、さすがに105でBORA ONEというのもどうかということもありますので、そのあたりはよく考える必要がありそうです。