Specialized のエンデュランスロード S-WORKS ROUBAIX SL8 は、ステアリングコラムに設けられたサスペンション Future Shock3.0 がフロントフォークからの振動を緩衝する装置として有名ですが、シートポスト側にもリアトライアングルからの振動を緩衝するAfterShockテクノロジーが採用されています。
AfterShockテクノロジーはシートポストのしなる量を増やすためにシートを固定する位置を65mm下げたドロップド・クランプデザインと、たわみを最適化し、最善の垂直方向のコンプライアンスを実現するPavé シートポストからなります。またドロップド・クランプがリアトライアングルからの応力伝達点の剛性を高める効果もありスムーズながら効率性を一切損なわない走りを可能にしているそうです。

ROUBAIX SL8に採用されているドロップド・クランプでは、シートポストウェッジカバーを上げるとシートポストウェッジ(=くさび)のボルトヘッドが見えます

4mmの六角レンチでボルトを緩めてポストを引き抜こうとすると、ボルトも少し上に上がってきます

そのままポストだけを引き抜くとシートポストウェッジが中に落ちる恐れがあるため、左手でポスト、右手でシートポストウェッジも一緒に引き抜きます

シートポストウェッジの締め付けトルクは6.2N・m ですが、レンチを使える空間が狭いためトピーク ナノトルクバーを使いトルク管理しています

なおシートポストウェッジカバーはしっかりと止水される構造になっています

またシートポストを抜かないと助手席に搭載できないロードスターでの輪行においては、ポストを抜いたフレームを二種類のひじ掛けクッションを組み合わせて自立させ、ポストを差し込み仮締め

ひっくり返して前後のホイールを取り付けたあとで、更にひっくり返してシート高さを調整のうえ本締めしています

なおホイールの交換や輪行で頻繁にフレームをひっくり返すこともあり、ディスクブレーキオイルは毎年定期的にプロショップで交換してもらいます。まあブレーキパッドがどの程度減っているのか老眼で見えないこともありますが