SRAM eTAP RIVAL のメンテナンス

12速無線電動シフトコンポーネント SRAM eTAP RIVAL を使用しはじめて15ヶ月、走行距離は3200kmくらいです。これまでに行ったメンテナンスを記録しておきます。

 

日々のメンテナンスとしては、チェーンクリーニング間隔が短くなりました。これまでは10速の105で室内無水メンテということもあり、100kmごとの注油時には表面だけきれいにして、クリーニングは大事なイベントの前だけだったりしましたが、12速だとすぐにチェーンの隙間が詰まるためかなり頻繁にクリーニングしています。

 

ディスクブレーキは一度台座のボルトを緩めて、ローターとパッドの擦れを解消しました。輪行では毎回ホイールを付け外ししますが、取り付けるときに何度かローターの角をブレーキに強く当ててしまったようです。そのため一年たってブレーキオイルを交換してもらうとき、合わせてライトなオーバーホールもオーダーして、ローターのひずみ取りとパッドの交換をしてもらいました。リムブレーキは自分で取替、調整していますがディスクブレーキは老眼にはキツイのでおまかせしています。

 

何より楽になったのは、シフト調整が必要ないことです。ただバッテリーは走行距離だけでなく、充填してからの期間長も考慮したほうがいいようで、8月始めのライドでは前後とも電池切れで固定ギアになってしまいました。なので予備のバッテリーを購入、サドルバッグに入れています。 

 

昨年11月に自転車を倒したときにリアディレイラーのハンガーが曲がったにもかかわらず、電動シフトだと曲がりに伴う異常な抵抗を感じられず強制変速してしまい壊してしまいました。すぐに手配するも、年一船便輸入ということもあり届くまで10 ヶ月掛かりました。

フロントディレイラーは、先日制御ソフトの自動更新が掛かるもソフトの方がバグっていたようで認識をしなくなり、新品交換になりました。この現象は結構起きているようですが、交換したときにはバグ取りが終わったソフトが配信されていないためスマホとはつながないように注意を受けました。

 

いろいろ気をつけないといけない点や気長に待つ必要があったりしますが、総じてこのコンポには満足しています。